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[オンラインセミナー] OpticsBuilderを使用したオプトメカニカル設計プロセスのベストソリューション [Q&A]

このスレッドでは、オンラインセミナー開催前に質問を投稿でき、セミナー開催中に頂いたご質問にお答えしていきます。お気軽にご質問を投稿してください。また、このトピックに関する追加のディスカッションをご覧になりたい場合は、このスレッドを Subscribe(購読)してください。このスレッドは 10 月 5 日までコメントを受け付けています。 参加リンク  :オンラインセミナー登録ページタイトル   :OpticsBuilderを使用したオプトメカニカル設計プロセスのベストソリューション日時     :2022年 9月 28日 (水) 午後 2:00 - 午後2:40 JST プレゼンタ  :アンシス・ジャパン株式会社 アプリケーションエンジニアII   新津良輔 (ニイツ リョウスケ) アブストラクト:OpticsBuilderでは、CADユーザーが光学設計をCADプラットフォームに取り込み、機械的なパッケージングが光学系の性能にどのような影響を与えるかを解析することが可能です。そして、完成した光学部品を試作品、または量産品として生産する際にレンズデータを自動図面生成することができ、光学設計(オプト)と機構設計(メカニカル)のプロセスをより効率的にします。本オンラインセミナーでは、Creo Parametric を例に、OpticStuidoの準備ツールから始まり、OpticsBuiderによる迷光の解析、自動図面生成による設計データのエクスポート、設計プロセス全体をデモします。

有効焦点距離とディストーション焦点距離の違いについて

https://www.zemax.jp/blogs/news/tech-tips-june-2021?_pos=1&_sid=f2fa35af3&_ss=r 有効焦点距離とディストーション焦点距離の違いについて多くの光学定義において、焦点距離は比較的使われる数値です。ただし、計算によって、求める焦点距離の定義が変わる事を注意しなければいけません。このブログ記事では、近軸の焦点距離の計算の違いを、有効焦点距離とディストーション焦点距離で説明します。ディストーション (歪曲) 収差とは、光の実際の焦点が「期待される」焦点位置と一致しないことです。 では、「期待」とは何を意味するのでしょうか。 ほとんどの撮像装置の「期待値」は、h=f tanθです。これは、焦点距離に対する像高の正接に入射角をかけたもので、当たり前のことですが、f tanθの物体-像の関係は、直線を撮影しても、直線が見えることを保証しています。まず、f tanθを例にして、ディストーション収差の本来の定義式を説明します。ここで「f」とは、有効焦点距離(EFFL)ではなく、ディストーション焦点距離 (Distortion Focal Length) です。OpticStudioでは、近軸光線を追跡して光軸との交点を求め、EFFLを算出します。近軸光線とは、光学設計の言葉で言えば、0視野、非常に小さな瞳です。 例えば、(Hx, Hy, Px, Py) = (0, 0, 0, 1E-8) となります。EFFLの大きさは、明らかに像面の位置とは関係ありません。しかし、このディストーション収差の大きさは、明らかに像面の位置に関係しています。歪曲収差の焦点距離を定義する際には、小さな視野の主光線(Chief Ray)を追跡することになります。すなわち、(Hx, Hy, Px, Py)=(0, 1E-8, 0, 0)となります。視野が0に近づくと、収差はデフォルトで0、つまりyref = ychief = ftanθとなり、ychiefとθはどちらも実光線を追跡して得ることができます。 上の式から逆算して、この時点での焦点距離fを求めることができます。この焦点距離はディストーション焦点距離であり、明らかに像面位置に関係しています。ディストーション収差のfはそのままEFFLを使うことができないのはこのた

MyZemaxの変更点についてNews

Zemaxは、2021年7月22日に新しいWebサイトを開設しました。今回のWebサイト全面改装では、可能な限り最高のオンライン体験をお届けすることを目指しています。そのために、MyZemaxを閉鎖し、相互接続されたいくつかのサブスペースに再編しました。詳細は以下を参照してください。  ライセンス管理 ライセンス管理は、一般的なZemaxアカウント内に移動しました。これは、Zemax.com上のどこからでアクセスできます。ログインしている間は、次の場所からアクセスすることもできます: https://zemax.com/pages/profile ナレッジベース  ナレッジベースは、support.zemax.comのフォーラムから独立しました。お気に入りの記事はすべてそこにあります。アクセスするにはここをクリックします。   注:検索は従来どおり全体が対象です。ホームページで調べたい言葉を入力すると、コミュニティおよびナレッジベースの検索結果が表示されます。 フォーラム フォーラムは更新されました。Zemaxコミュニティには、以下をはじめとする新機能が導入されました。 フォーラムカテゴリー  検索可能タグ  プライベートメッセージ  ゲーミフィケーション  ユーザーは、投稿回数に応じてランクアップできます。さらに、回答の投稿やカンファレンスへの参加などにより、バッジを取得することもできます。   リリースノート リリースノートがダイナミックになりました。最新のリリースノートは、「Zemax製品の更新」(Zemax Product Updates)からご覧いただけます。 重要な更新 弊社では、この動きに合わせて更新や改善を図り続けています。ナレッジベース記事へのリンクを含むフォーラム投稿はすべて、リンクの更新を進めているところです。更新作業に鋭意努めていますが、もしリンク切れが見つかりましたら、お知らせください。

ZPL オペランド:座標ブレーク面を使用した2つ面の最小距離の取得

以下のリンクからZPLコードをダウンロードしてください。Code Exchangeというコミュニティは、Zemaxのサポートを受けているユーザ様が、OpticStudioの機能を拡張するためのプログラミング・ソリューションを探したり、共有したりするためです。Zemaxのサポートを受けているユーザ様限定です。https://community.zemax.com/code-exchange-10/zpl-operand-get-the-minimum-distance-between-two-surfaces-with-coordinate-break-1575 ZPL オペランド:座標ブレーク面を使用した2つ面の最小距離の取得目的最適化プロセスでは、通常、2つのレンズの間に適切な距離を設定して、レンズが干渉しないようにする必要があります。しかし、現在のメリットファンクションのオペランドは、座標ブレーク面を使用したレンズをサポートしていません。解決策としては、ZPLMを使って、座標ブレーク面を持つ2つの面の間の最小距離を求めることが考えられます。使い方は以下の通りです。パラメータHx:面①の面番号。パラメータHy:面②の面番号Data=0: 面①のローカル z 軸に沿った 2 つ面の間の最小距離を取得します。Data=1:面①のローカル z 軸に沿った 2 つ面の間の最大距離を取得します。本ZPLMの制限事項1. 2つの間の最小距離とは、面①のローカルZ軸に沿った距離を意味します。本コードでは、グローバル座標面の基準を一時的に面①とし、計算後に元に戻すようにしています。2. 下図の黄色の重なっている部分のみを対象とし、範囲を超えた部分は対象外とします。範囲内では、100点を取って水平距離を計算し、最大値と最小値を求めます。 3.コードには光線追跡が使用されています。そのため、2つの面の間に屈折率の変化がないことを確認する必要があります。2つの面の間に屈折率の変化があるシステムの場合は、すべての材質を空気に変更してから光線追跡を行い、計算後に材質を元の設定に戻すというコードを追加することができます。 4.コードはx=0のyz平面で考えられています。つまり、z軸に沿った回転、y軸に沿った回転、x軸に沿ったディセンタは考慮されていません。より複雑な変換が必要な場合は、自分で

FCGS,FCGTと像面湾曲とディストーションのプロットの違いについて

一般的にFCGSとFCGTの値は、解析ウィンドウよりロバストであると言われています。[解析] (Analyze) タブ (シーケンシャル UI モード) > [像質] (Image Quality) グループ > [収差] (Aberrations) ([像質] (Image Quality) グループ) > [像面湾曲と歪曲収差] (Field Curvature and Distortion) に記載されています。厳密には、像面湾曲と歪曲収差のプロットは、物体面と像面が平面である回転対称なシステムに対してのみ有効です。しかし、OpticStudioでは、像面湾曲と歪曲収差の概念を一般化し、回転対称でない系に対しても妥当な結果を得ることができます(ただし、すべてではありません)。回転対称でない系、あるいは物体面や像面が平面でない系に対してこれらのデータを解釈する場合は注意が必要です。FCGSとFCGTは、非回転対称系に対してより合理的な結果を持っています。もしシステムが回転対称であれば、FCGTとFCGSオペランドによって得られた像面湾曲値は、同じ視野位置と同じ波長の像面湾曲と歪曲収差プロットにリストされた値と一致するはずです。サンプルファイルCooke tripletの例で、Hx=0、Hy=1である20度の視野を見ると、以下のように像面湾曲と歪曲収差プロットとFCGT、FCGSオペランドが完全に一致することが確認できます。 

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新機能の試行: OpticStudio 22.1

新機能の試行のフィードバック:レイ エイミング ウィザードOpticStudio 22.1 では広い視野を必要とする革新的なアプリケーション(マシンビジョン、ドローンの監視カメラ、自動運転や携帯電話用のレンズなど) 向けに、レイ エイミング アルゴリズムのパフォーマンスを向上させました。レイ エイミングを使用するときに発生する可能性のある「光線追跡できない」というエラーや解析の不連続性などの問題に対処するために、大幅な改善が行われました。これらの改善は強化されたレイ エイミングと呼ばれ、22.1 のリリースでは、初めて回転対称の広い視野を持つシステムをサポートします。OpticStudio 22.1 では、レイ エイミング ウィザードと呼ばれる新機能の試行が搭載されています。このツールは、新しい強化されたレイ エイミングを含み、システムに最適なレイ エイミングの設定を決めるために必要なデータを提供します。新しいレイ エイミング ウィザードを使用すれば、正確なシステム解析とモデリングを行うために、いつ、どのようにレイ エイミングを使用すれば良いかがわかります。このツールはシーケンシャルモードでシステム エクスプローラのレイ エイミングに表示されます。この機能を有効にするには、[ヘルプ] (Help) タブ > [Zemax ラボ] (Zemax Lab) グループ > [新機能の試行] (Feature Experiments) > [レイエイミング ウィザード](Ray Aiming Wizard) を選択します。 新機能の試行でレイ エイミング ウィザードを有効 これらの機能に関するフィードバックをお待ちしています。こちらの機能をご利用した際は、以下にご意見をお寄せください。

Zemax Japanエンジニアの自己紹介:池田 賢元

Zemaxのカスタマーサクセス部門でアジアパシフィック地域のリージョナル・カスタマーサクセス・マネージャーを務めている池田賢元と申します。Zemaxに入社して2年あまり、当初はプリンシパル・オプティカル・エンジニアとして勤務していました。物理を専攻しており、光学の知識はあったものの、実際の光学系の設計知識や経験は主にOn the Job Trainingで得ました。Zemaxに入社する前は、プラスチックレンズの製造会社に勤務し、様々な光学系の設計に携わってきた事で光学のスキルと製造の知識を磨いてきました。Zemaxに入社してからは、Zemax製品のトレーニング講習や(対面トレーニング、プライベートトレーニング、オンライントレーニング)、Zemax製品のユースケースの作成と学会での発表、OpticStudioなどの深い操作方法を紹介するナレッジ記事の作成、Zemaxユーザー様への訪問によるソリューション提供などに従事しており、現在はアジアパシフィック地域のカスタマーサクセスを統括する立場にあります。日本光学会 光設計研究グループの運営委員も兼務しております。光学設計は歴史の長い技術であるとともに、世界でも日本の技術が秀でている分野でもあると私は考えます。新しく高度な技術開発が絶え間なく進められている分野でありながら、日本においては研究や技術の交流が少なく感じるのは残念です。Zemax コミュニティフォーラムは光学設計およびその周辺の研究者や技術の情報交換を提供できる場となって欲しいです。光学設計ソフトによるレンズ設計・光学設計はもちろん、関連技術である光学系の加工や測定・評価、光学系や光学素子等の設計などの周辺技術の話題も歓迎します。

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