FFT MTFの機能で出力されたテキスト結果にて、空間周波数のピッチはOpticStudioが自動で決定します。ユーザーの任意のピッチで出力したい場合はマクロが活用できます。
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FFT-MTFの解析結果をテキストで表示させたとき、
下記のように表示されます。
この時、空間周波数のピッチはAnsysZemaxOpticStudiuoが自動で決定します。
このピッチを任意の値にしたい場合はマクロを使用することで可能です。
◆マクロキーワード
「GETMTF」 →現在ロードされているレンズ ファイルのタンジェンシャルおよび
サジタル MFT、実数部分、虚数部分、位相、または
矩形波応答データを計算し、そのデータをベクトル配列の
いずれか (VEC1、VEC2、VEC3、または VEC4) に配置します。
「For」 →FOR および NEXT キーワードは、
ループ内で特定の回数実行されるプログラム ブロックを定義します。
下記は簡単なサンプル例となります。
For文にて空間周波数のピッチを任意の値に指定できます。
このマクロを実行した結果、下記のように出力されます。
For分で指定した通り、空間周波数は 1]まで0.1]ピッチで出力されます。
注意点といたしまして、「FFT-MTF」の機能とマクロの「GETMTF」は計算方法が違います。
その為、この二つを比較すると若干の差が出ます。
この差を縮めたい場合はサンプリング数を多くすることで二つの機能での結果の差は小さくなります。
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