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複屈折物質による偏光回転をモデル化する方法

この記事は以下の記事を翻訳したものです。複屈折材料でできたオブジェクトの偏光の回転を適切にモデル化するには、以下の様にノンシーケンシャルコンポーネントエディタのオブジェクトの プロパティを変更します。屈折率タブから屈折率タイプで複屈折を選んで波長プレートモードを設定する必要があります。モードのパラメータを変えることで、実際に追跡される光線を選択できます。エネルギーの分布はこの設定で変化しませんが、追跡されない光線に割り当てられたエネルギーは、"閾値によるエネルギーロス"として報告されます。常光、異常光のいずれか、または両方をトレースすることができますが、波長プレートモードは、常光の経路に沿ってエネルギーを追跡する一方、異常光の電場も一緒に伝搬され、全電場は常光と異常光の方向の屈折率の差分によって位相回転されます。そのため、物体中の偏光の回転をモデル化するには、波長プレートモードを使用する必要があります。添付のサンプルファイルでは、偏光[1, 1](XYの中間の45°方向の偏光)をもつ光源(矩形)から軸に平行な光線を射出しており、複屈折材料KDPを使用した長方形ボリュームを半波長板として使用しています。オブジェクトの厚さは、常光と異常光の光路差が波長の半分に等しくなるように設定します。2分の1波長板は偏光を90度回転させます。第3オブジェクトとしてに、ジョーンズ行列オブジェクトが結果の偏光をチェックするために使用されます。これは、光源の偏光と平行な偏光を透過するように設定されているので、すべての光線が透過していないことが、モデルで確認することができます。複屈折タイプの設定に関する詳細は、以下のヘルプファイルを参照してください。[設定] (Setup) タブ > [エディタ] (Editor) グループ ([設定] (Setup) タブ) > ノンシーケンシャル コンポーネント エディタ > [オブジェクト プロパティ] (Object Properties) (ノンシーケンシャル コンポーネント エディタ) > [屈折率] (Index) > [複屈折] (Birefringent) タイプ 

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