物理光学伝搬 POPでのビーム幅について説明いたします。
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物理光学伝搬 POPにて出力される「ビーム幅」とは、
ピーク放射照度の1/e^2の時のビームの幅でしょうかというご質問を頂くことが多いです。
物理光学伝搬 POPにて出力される、「ビーム幅」は
AnsysZemaxOpticStudioのヘルプ機能の「物理光学伝搬」の部分では
下記のように記載されています。
こちらに記載されている通り、
ビーム幅は2次モーメント法で計算したX方向とY方向のビーム幅となります。
さらに詳細については、ヘルプ機能の「ビーム幅とエムスクエア」の部分に記載されています。
このため、ビームのプロファイルがガウス分布の場合、
強度が1/e^2となる位置がビーム幅となります。
ガウス分布ではない場合は、強度が1/e^2となる位置とは異なることになります。
実際にガウス分布のビームを確認してみると、
ビーム幅に記載されている値が、ピーク強度の0.135の時の幅となっていることが確認できます。
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