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光線追跡を行いたいファイルが複数あって、

光線追跡を各ファイルごとに順番に行って追跡結果を保存する方法を紹介させていただきます。

例えば、ノンシーケンシャルの光線追跡を行いたいファイルが複数存在していて、

ある期間に自動で各ファイルの光線追跡を行って、各ファイルの光線追跡結果を保存したいときがあるかと思います。

その際には、マクロを使用することで対応が可能です。

◆マクロキーワード

 「LOADLENS」 →新しいレンズ ファイルをロードし、現在メモリにあるレンズ ファイルを置換

 「SAVELENS」 →現在のレンズ ファイルを保存します。

 「NSTR」        →ZRD ファイルにデータを保存する機能を使用してノンシーケンシャル追跡を開始します。

※各キーワードの詳細についてはAnsys Zemax OpticStudioのヘルプ機能を参照願います。

 

これらのキーワードを使用して、例えば下記のようなマクロを作成します。

LOADLENSの後には、呼び出したいファイルが保管されているパスを入力します。

NSTRで光線追跡を実行したのちにSAVELENSでファイルを保存します。

この流れを繰り返してマクロを作成することで、

自動で各ファイルの光線追跡を行って、それぞれの結果を保存することが可能となります。


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