お世話になっております。天文観測機器の迷光解析をしており、「光路解析」機能で質問があります。「光路解析」を使用すると、光線が当たったオブジェクトの順番をもとに光路がまとめられておりますが、各オブジェクトに存在する「面」で光路をまとめることは可能でしょうか?
例えば、解析対象に保持機構や筐体が含まれる場合、ZOSモデルにSTEPファイルを使用することがあります。その場合、モデルに複数の面が定義されていますが、光路がどの面に当たったのかが知りたいことがあります。
お世話になっております。天文観測機器の迷光解析をしており、「光路解析」機能で質問があります。「光路解析」を使用すると、光線が当たったオブジェクトの順番をもとに光路がまとめられておりますが、各オブジェクトに存在する「面」で光路をまとめることは可能でしょうか?
例えば、解析対象に保持機構や筐体が含まれる場合、ZOSモデルにSTEPファイルを使用することがあります。その場合、モデルに複数の面が定義されていますが、光路がどの面に当たったのかが知りたいことがあります。
Best answer by Takashi Matsumoto
ご返信有難うございます。
お答えします。
>「光路解析」機能を実行しますと、当たったオブジェクトに基づいて光路番号が定義されそれぞれの光路の光量がわかります。この機能は光路がリスト化され、主要な迷光光路を取り出せて便利なのですが、これを面(あるいはフェイス)で分類することは可能でしょうか?
残念ながら、光路解析を用いて、直接フェイス単位で並べ替えることは出来ません。
これは、以下の様に「光路追跡」機能ではオブジェクト単位で表示されるためです。
一方ZRDファイルは、光線追跡データベースビュワー機能の様に、フェイスの情報も含まれています。つまり、もしおっしゃるような解析を行いたいのであれば、ZRDファイルのデータを用いて解析を行うようなAPIを作成する必要があります。
簡易的で簡単な方法としては、以下の様に、「オブジェクトのディテクタ」機能を使う方法もあります。
この機能を用いることで、CADオブジェクトも含めて、吸収されたエネルギーや入射エネルギー量を視覚的に示します。
ただ、この三角形のピクセルの数は変更できませんし、データも上記の様なあれもしくはテキストデータのみとなりますが、ビジュアライズできる点で優れています。
以下の記事のZOS-APIを用いると、複数のオブジェクトに対するテキストデータを取得することが可能ですので、例えば特定の範囲のノード点のデータ集計すると、フェイスに入射したり吸収されたしたエネルギーがおおよそ推察できると存じます。
以上になります。
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