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OpticStudio のノンシーケンシャルモードには、ユーザーが自由に定義することが出来る光源として、光源(ファイル)や光源(DLL)があります。

これ等を設定するためには、前者では光線1本1本の射出する位置のX,Y,Zと光線のX,Y,Zの方向余弦を指定する必要があり、後者ではプログラムを組む必要があります。

これら以外に、例えば測定した光線の空間的な分布や角度空間分布のモノクロ画像を使って、実際の光源に近い光源を設定する方法を紹介します。

ノンシーケンシャルモードの場合は、特に迷光解析や照明の均一度解析のために、測定した光源を再現したいという機会も多いと思います。

このようなときには、以下の様なテクニックで実測データに近い光源を再現することが出来ます。

用意するものは、BMPまたはJPGの放射照度の画像および放射強度の画像です。

その画像をスライダオブジェクトと設定して、光源(2角度)と近軸レンズを以下の様に組み合わせることで、光源の放射照度分布と放射強度分布を設定することが出来ます。

 

モノクロ画像を使うことで、波長に幅がある場合も光源の波長分布を設定するだけで透過率は変わらないので簡単に再現可能です。

 


画像がうまく貼れていなかったようです。

以下の様にスライドオブジェクトを設定してください。

 


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