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OpticStudio 22.1.1 リリースノート

  • 22 February 2022
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22.1.1 リリース ノート
2022 年 2 月 22 日

 

機能拡張

  •  [個別カタログの作製] (Make Private Catalog tool) – このツールは、バイナリ形式の ZOS ファイルの個別カタログへの変換をサポートします。ZOS ファイルのディレクトリを個別カタログに変換する場合、変換後のカタログは Zemax\Stockcat フォルダに新しいバイナリカタログファイル形式 (.ZLC) を使用して保存されます。

バグ修正

  • NSC Sag Map – NSC Sag Map 解析で、オブジェクトが [ブール (ネイティブ)] (Boolean Native) の場合、[光源 (光線)] (Source Ray) に InsideOf フラグが正しく代入されない問題を修正しました。
  • [プロジェクトディレクトリ] (Project Directories) – 一部の ZOS-API アプリケーションで、ユーザーのプロジェクトディレクトリにあるファイルを正しく読み込めない場合がある問題を修正しました。
  • [NSC グループに変換] (Convert to NSC Group tool) – NSC グループに変換ツールを使用し、[標準] (Standard) または [偶数次非球面] (Even Asphere) を介した仮想伝搬 (virtual propagation) を使用してシーケンシャルモードで作成した光学系を設定した場合に生じるレンズ形状に関する問題を修正しました。
  • [NSC グループに変換] – NSC グループに変換ツールを使用する際に、シーケンシャルモードのファイルが複数のコンフィグレーションを使用し、各コンフィグレーションで異なる視野値を持つ場合に光源を誤った場所に配置する問題を修正しました。
  • [NSC グループに変換] – [ユーザー定義アパチャー] (User Defined Apertures) を持つシステムで NSC グループに変換ツールを使用すると、クラッシュする可能性がある問題を修正しました。
  • [NSC グループに変換] – NSC グループに変換ツールを使用するとき、原点となるミラー面がゼロではない [コーニック定数] (conic constant) を持っている場合、軸外しミラーの向きが正しくなくなる問題を修正しました。
  • [NSC グループに変換] –絞り面をグローバル座標基準に設定した場合、シーケンシャルモードからノンシーケンシャルモードに変換ので起こる不具合を修正しました。
  • srg_step2_RCWA.DLL回折DLL "srg_step2_RCWA.dll" において、オブジェクトのプロパティで値を変更すると、誤ったパラメータに反映される不具合が修正されました。

カタログの更新

  • [IS ライブラリ] (IS Scatter Catalogs) – IS ライブラリの Generic に、11 種類の散乱プロファイルが追加されました。これらは Zemax OpticsBuilder にすでに含まれている散乱プロファイルに対応し、通常機械部品の製造仕上げを正確にモデル化するために使用されます。

サンプルファイルの更新

  • サンプルファイル – OpticStudio インストーラに、NSC グリッド サグ データのサンプルファイルを追加しました。

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