Zemaxソフトウェアの最新版、Zemax OpticStudio22.3およびOpticsBuilder22.3の新機能をご紹介します。なお同時リリースで、Ansys Zemax OpticStudio 2022 R2.02およびOpticsBuilder 2022 R2.02があり、OpticStudioには追加された機能に差があります。
こちらのコミュニティフォーラムにて、事前の質問および開催後の質問を受け付けております。お気軽にコメントを投稿ください。
日時:2022 年 12 月 14 日(水)14:00-14:30
アブストラクト:
本セミナーでは、最新バージョン 22.3 および 2022 R2.02 で追加された機能を紹介します。
OpticStudioには、シーケンシャルモードの新機能として合成面が搭載されました。合成面は複数のサグベース面を重畳して面形状を定義します。ノンシーケンシャルモードには新しく単一光線追跡解析機能が追加され、回折 DLL のパラメータをUIで設定するときの利便性が強化されました。外部連携として、Ansys Speos 向けに設計データをエクスポートする機能の改善と、Ansys Lumerical の RCWA ソルバーと OpticStudio を動的に連携するダイナミックリンク DLL が搭載されました。
STAR モジュールには、インポートした構造データを剛体移動(RBM) と高次の形状変化に分離する機能が追加されました。
OpticsBuilder には、方程式駆動インポートオプションが搭載され、一部のオブジェクトはサグ方程式を用いて作成できるようになりました。
プレゼンタ: アンシス・ジャパン株式会社 シニアアプリケーションエンジニア 石川 孝史 (