ティルトをさせた光学系で任意の面の座標系を確認する方法を紹介します。
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ティルトを行った後に、次の面をさらにティルトさせたいとき、その面の座標系は3Dレイアウトで表示される座標系と異なっている場合があり、ティルトさせる方向が分かりにくいときがあります。そのような場合、面プロパティの描画で「ローカル座標の表示」にチェックを入れると、その面のローカル座標が表示されますので、このローカル座標を参考にティルトさせる方向を確認できます。
以下はミラーで1回反射させたモデルです。面5をミラーにして、もう1回反射させます。
面5のプロパティの描画で「ローカル座標の表示」にチェックを入れます。
そうすると以下のようにローカル座標が表示され、矢印の方向がZ軸になります。OpticStudioは右手系の座標系ですので、各軸は図中に記載されている軸のようになります。このローカル座標系は3Dレイアウト上で表示されている座標系と異なっていることが分かります。
続いて「折り返しミラーの挿入」ツールを使用して面5をミラーにします。
ティルトタイプはYティルトとします。
そうすると座標ブレークが挿入され、ローカル座標のY軸でティルトしたミラーが設定されます。
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