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Zemaxソフトウェアの最新版、OpticStudio22.1およびOpticsBuilder22.1の新機能をご紹介します。こちらのコミュニティフォーラムにて、事前の質問および開催後の質問を受け付けております。お気軽にコメントを投稿ください。

 

日時:2022 年 2 月 15 日(火)14:00-14:30 

参加リンク:オンラインセミナー登録ページ

アブストラクト

本セミナーでは、最新バージョン22.1で追加された機能を紹介します。

OpticStudio22.1には、広角レンズ設計用に強化された新しいレイエイミング機能が搭載されました。回折光学系では、体積ホログラムの回折効率をプロットする解析機能や、特に金属材料を含む条件でRCWAの収束性を改善する高速フーリエ分解(FFF)が実装されました。

STARモジュールでは、屈折率分布が多波長に対応できるようになった他、様々な可視化機能が追加されました。

OpticsBuilder22.1は、Creo7をサポートしています。また、OpticStudio 21.3で搭載された軸外しミラーをネイティブでサポートするようになりました。

プレゼンタ:Zemax Japan 株式会社 シニアアプリケーションエンジニア 石川 孝史

Zemax 22.1 オンライセミナー自体の関連情報をまとめました。

・ オンライセミナーのオンデマンド

https://www.zemax.jp/blogs/webinars/what-is-new-in-zemax-22-1

 

・ 22.1 リリースノート

OpticStudio 22.1 / STAR モジュール: OpticStudio リリースノート

OpticsBuilder 22.1: OpticsBuilder リリースノート

 

・ ダウンロードサイト

Zemax Japanのホームページ > サポート > ソフトウェアダウンロード に進みます。

サイトへのログイン後、プロフィール画面となり、ページの下部よりダウンロードサイトへアクセスできます。


Zemax 22.1 新機能のうち、レイエイミングに関するQ&Aと関連情報をまとめました。

 

Q: 強化されたレイエイミングがサポートするのは軸対称系のみとのことですが、座標ブレークによるレンズの偏心、公差解析を行うことできますか?

A: 軸上の主光線が追跡できる限り、軽度の軸外し系であれば新しいレイエイミングは機能します。ただ、これはあくまでアルゴリズム上の話なので、所望の動作を保証するものではありません。

 

レイエイミングに関するナレッジベース記事のまとめ。特に、3つ目の記事が今回搭載された新しいレイエイミングを紹介していますので、ご参照ください。

 


Zemax 22.1 新機能に限定されませんが、回折光学系(特にRCWAとホログラム)に関連するコメントも有りました。RCWA、ホログラムに関する技術記事は以下のリンクにてまとめられています。

多くの記事が英語版のみとなり恐縮ですが、ご参照ください

https://support.zemax.com/hc/en-us/sections/1500001168601-HUD-AR

例えばRCWAでしたら、表面レリーフ型グレーティングの回折効率を RCWA 法でシミュレーションする が参考になります。

また、理想的なホログラムでしたら、How to model holograms in OpticStudio が参考になります。

体積ホログラムでしたら、体積ホログラフィック グレーティングの回折効率を Kogelnik 法でシミュレーションする が参考になります。


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