
2021 年 10 月 26 日
機能
OpticsBuilder for SOLIDWORKS 21.3.1 には、日本語のUI 用にローカライズされたトップメニューボタンとネイティブな軸外ミラーのインポートをサポートするロジックが追加されました。
バグ修正
OpticsBuilder for SOLIDWORKS 21.3.1 には、以下のバグ修正が含まれています。
- [マウント エッジの追加] (Add Mounting Edge) ツール – バイナリまたは回折格子オブジェクトを使用して設計している場合、2 回以上変更されたレンズエッジを持つオブジェクトに対して、グラフィックエリアで非表示にならなくなり、SOLIDWORKS 上でエラーメッセージが表示されなくなりました。
- レンズプロパティ - 小数点以下の桁数がパーツモードとアセンブリモードで同じになりました。
- ブーリアンオブジェクトプロパティ ブーリアンオブジェクトのプロパティメニューを表示したときに、入力がブールオブジェクトに適用されないため、[コーティング / 散乱] ( Coat/Scatter ) タブを無効になるようにしました。
- 散乱プロパティ すべての面にOpticStudio で定義した散乱プロパティが適用されるようになりました。これまではOpticsBuilder のコンポーネント面に異なる、または誤った散乱プロパティが割り当てられることがありました。
- スケッチの追加 - OpticsBuilderツールを使用して例えばレンズの厚さを変更する等の光学コンポーネントの変更をしても、SOLIDWORKS のモデルツリーにスケッチが追加されなくなりました。
- .ZBD ファイルの更新 - ファイルの更新によって発生するデザインの変更を示す更新テーブルが正しく表示されるようになりました。以前は、表示しているウィンドウサイズを変更した場合、このテーブルのサイズは変更されませんでした。
- オプトメカ部品 - CADツールを使って光学部品の変更をした場合( 例 : レンズに面取りを追加) 、そのレンズのプロパティ内でコンポーネント タイプは変更されなくなりました。
- シミュレーション時間 - 機械部品やディテクタを多く含むシステムでは、シミュレーションの[出力を表示中] (Displaying outputs) の段階で止まってしまい、シミュレーションに時間がかかっていました。
- [オプティクス マネージャ] (Optics Manager) - [オプティクス マネージャ] (Optics Manager) の左側のメニューでマウント エッジを追加した後、光学部品の名前が誤って変更される問題がありました。
OpticsBuilder for Creo 21.3.1 には、以下のバグ修正が含まれています。
- [.ZBD ファイルをエクスポート] (Export .ZBD file) ツール – 以前はエクスポートされた.ZBD ファイルに、レンズのプロパティにあるすべてのパラメータの小数点以下の数字がゼロとなっていました。
- クラッシュ – ディテクタが含まれていないシステムで [ディテクタ ビューア] (Detector Viewer) を開くと、Creo がクラッシュしました。
- [コーティング / 散乱] (Coat/Scatter) – レンズプロパティの[コーティング / 散乱] (Coat/Scatter) タブで、読み取り専用の場合、ウィンドウをスクロールしてグラフィックエリアに表示する面を選択することができませんでした。読み取り専用の場合、この機能により、グラフィックエリアのどの面が[コーティング / 散乱] (Coat/Scatter) タブの情報に対応しているか表示されますが、[コーティング / 散乱] (Coat/Scatter) のプロパティを変更するために使用することはできません。
- レンズプロパティ – 小数点以下の桁数が、パーツモードとアセンブリモードで同じになりました。