2020 年 12 月 1 日
OpticStudio 20.3.2 には、以下のバグ修正と機能改善が含まれています。
性能と安定性
·CAD – ACISライブラリの NURBS 法線フィット アルゴリズムを改良し、ネイティブパーツと CAD パーツの収束性が向上しました (フィット アルゴリズムは改良されていますが、ネイティブ パーツと CAD パーツの間には一般的に残留誤差が発生することに注意してください)。
·CAD – ACIS ライブラリの精度を高めるために、光線の切片ソルバーを改良しました。
バグ修正
·[スイープ オブジェクト] (Swept Object) – 親オブジェクトの平面をスイープ オブジェクトで使用する際の形状エラーを修正しました。
·[標準スポット ダイアグラム[ (Standard Spot Diagram) - 標準スポット ダイアグラムの出力を更新し、アフォーカル像空間ボックスがチェックされている場合に、適切なアフォーカル モード単位を反映するように修正しました。
·[単一光線追跡] (Single Ray Trace) – ミラー空間にあるときの方向余弦の正しい符号を正しく表示するように、単一光線追跡を更新しました (個々の成分の大きさは影響を受けず、正しく表示されていることに注意してください) 。
·ZOS-API - IAS_PhysicalOpticsPropagation インターフェースの ZOS-API を更新し、すべての設定に適切にアクセスできるように修正しました。
·CAD – [描画公差] (Chord Tolerance) よりも小さい切片のためにACIS光線追跡を更新しました。
·[押し出し] (Extruded) オブジェクト - ACIS ライブラリを使用した押し出しオブジェクトのシェーデッド モデルにおける表示の問題を修正しました。
·[最適化ウィザード] (Optimization Wizard) – [製造歩留まりの改善] (Improve Manufacturing Yield)、[矩形配列] (Rectangular Array)、[ビネット光線の削除] (Delete Vignetted) を使用したシーケンシャル最適化ウィザードで、ビネッティングされている光線の HYLD オペランドが正しく削除されるようになりました。
·フレネル オブジェクト – ACIS ライブラリを使用してフレネル オブジェクトの面番号を設定する際のエラーを修正しました。
·[透過] (Transmission) – 主光線がシステムを伝搬できない場合の透過解析での、エラーの処理と報告を修正しました。
材質とカタログ
·Rochester Precision Optics – S-NPH1_ Mold、SF57_ Mold、H-ZLAF50B_ Mold は、前回のアップデートで誤って削除されていましたが、現在は復元されています。