OpticsViewer 21.1には以下の修正と機能改善が含まれています。
バグ修正
- GRIN – [単一光線追跡] (Single Ray Trace) および [偏光光線追跡] (Polarization Ray Trace) で、個々の光線が光線切片の屈折率ではなく、ローカル頂点の屈折率を使用していた問題を修正しました。これは、与えられた面で報告される方向余弦にのみ影響し、像面への実際の GRIN 光線追跡には影響しません。
- [標準スポット ダイアグラム] (Standard Spot Diagram) – スポット ダイアグラムは、アフォーカル モードでの単位を正しく表示するようになりました。計算に影響はありません。
- [最適化オペランド] (Optimization Operands) – 最適化オペランド ACOS (逆余弦) 入力では、入力値の逆余弦を取る前に、+1.0 より大きく -1.0 より小さい入力値をそれぞれ正確に +1.0 または -1.0 に丸めるようになりました。
- [Zemax ブラック ボックス] (Zemax Black Box) – ブラック ボックス ファイル内でのビネッティング光線の取り扱いを改善しました。
- [レイアウト] (Layout Plots) – レイアウトでのQ-Type自由曲面のサグ表現を修正しました。このバグは光線追跡アルゴリズムには影響しません。
- [干渉図形] (Interferogram) – 干渉図形解析設定で、F3キーを押したときや元に戻すボタンをクリックしたときに、すべての値がデフォルトにリセットされてしまう問題が修正されました。