このスレッドでは、オンラインセミナー開催前に質問を投稿でき、セミナー開催中に頂いたご質問にお答えしていきます。お気軽にご質問を投稿してください。
また、このトピックに関する追加のディスカッションをご覧になりたい場合は、このスレッドを Subscribe(購読)してください。このスレッドは 12 月 1 日までコメントを受け付けています。
タイトル:携帯電話用レンズの光学設計:概要と設計のための基礎知識
日時:2022 年 11 月 24 日(木)14:00-15:00
参加リンク:https://attendee.gotowebinar.com/register/718411428057837579?source=community
プレゼンタ:
アンシス・ジャパン株式会社 マネージャー アプリケーションエンジニアリング 池田 賢元(イケダ カツモト)
アブストラクト:
光学レンズ設計の手法は100年以上前から進化を続けており、今日ではレンズ設計はZemax OpticStudioをはじめとするコンピューターソフトウェアによって実施されています。特に、プラスチックレンズが持つ自由度とソフトウェアを搭載したコンピュータの計算能力が相まって、プラスチックレンズの光学系の光学設計はかつてないほど高度なものとなっています。複雑な光学系の光学設計の一例として、携帯電話のレンズ設計があります。今回のプレゼンテーションのテーマは、スマートフォンに使用される設計プロセスです。典型的な携帯電話用レンズを用いて、光学設計のプロセスを分解して説明し、光学設計プロセスの手順を調査します。携帯電話用の光学設計のコンセプトから、最適化までのプロセスを光学的な観点から説明します。
光学設計に続き、携帯電話の光学系の機構設計を説明し、更に生産に向けた設計を説明します。最後に、レンズの熱・構造の影響を検討し、環境要因のSTOP分析を加えます。プロセスが光学設計のバーチャルプロトタイピング(仮想試作)の例として、光学設計をより早く、効率的に生産に至るまでのヒントとなれば幸いです。