OpticsViewer 20.3 には、以下のバグ修正と機能改善が含まれています。
性能と安定性
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – 公差解析の設定でポリノミアルが選択されている場合に、ポリノミアル項が感度解析に表示されるようになりました。
- [公差解析データ ビジュアライゼーション] (Tolerance Data Visualization) – 公差解析データ ビジュアライゼーション (歩留まりおよびヒストグラム) で、公差オペランドの単位を識別できるようになりました。それによって、ユーザーが似たようなデータ タイプのデータを重ね合わせることが可能になりました。
バグ修正
- CADファイルのエクスポート – [開始面] (First Surface) = [終了面] (Last Surface) と [面をソリッドとする] (Surfaces As Solids) をチェックしたとき、CAD のエクスポートが正しく動作するようになりました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – コンペンセータに対して、公差解析データ ビューアのモンテカルロ タブとサマリー タブとで異なる公称値を出力する問題を修正しました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – スクリプトの実行時に SZERNIKE キーワードが公差解析データ ビューアに含まれるようになりました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – 公差解析データ ビューアが、[プロジェクト環境設定] (Project Preferences) > [エディタ] (Editor) セクションで定義されている適切な小数点以下の桁数を表示しない問題を修正しました。 Compact を選択しても、小数点以下 15 桁がデフォルトで正しく表示されないことに注意してください。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – 公差解析データ ビューアの [統計] (Statistics) セクションを更新し、パーセント設定が選択されている場合に、正しい最大値と最小値のTRAD半径オペランド値を表示するように修正しました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – すべてのデータ値がゼロの場合に、公差解析データ ビューアで 「rounding digits must be between 0 and 15 inclusive」 という誤ったエラーメッセージが表示される問題を修正しました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – 公差解析データ ビューアを更新し、コンペンセータが近軸焦点に設定されている場合、適切な後方焦点距離を反映するように修正しました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) - TEXI_オペランドは、公差解析データ ビューアで完全な結果を表示するようになりました。
- [幾何エンサークルド エネルギー] (Geometric Encircled Energy) – 幾何エンサークルド エネルギー プロットを複数回連続して更新する際のメモリの問題を修正しました。
- [パワー瞳マップ] (Power Pupil Map) – パワー瞳マップとパワー視野マップ解析での自動スケールの表示問題を修正しました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – 視野/コンフィグレーションの個別計算がチェックされている場合、公差解析データ ビューアは、各視野およびコンフィグレーションの個々の基準値を正しく表示するようになりました。
- [公差解析データ ビューア] (Tolerance Data Viewer) – [感度をスキップ] (Skip Sensitivity) が選択されている場合、公差解析データ ビューワの [感度] (Sensitivity) タブが抑制されるようになりました。
- [Q タイプ自由曲面] (Q Type Freeform) – Q タイプ自由曲面の図面におけるサグ計算問題が修正されました。