2020年4月22日
OpticStudio 20.1.3 には以下の修正と機能追加が含まれます。
パフォーマンスと安定性の向上
·ZOS-API – ZOS-API COM インターフェースでの大文字と小文字を区別するプロパティが改良されました。
·TrueFreeForm 面 – TrueFreeForm 面では一部の曲率、特に非球面係数の寄与による球面からの逸脱が大きく、急勾配であると、光線追跡エラーが発生していましたが、この点を修正しました。すべての視野点からのすべての光線が、TrueFreeForm 面で正しく追跡されるようになります。
バグ修正
·グリッド点セレクタ – グリッド最適化のためのグリッド点セレクタ ツールは、正しく選択されたグリッド点を表示するようになりました。
·面のサグ解析機能 – 20.1 のアップデートで面のサグ解析機能に、自動又は浮動アパチャーが設定された場合に、面のサグを表示するときにアパチャー半径を無視するという不具合がありました。今回の修正ですべてのタイプのアパチャーは面のサグ解析機能で正しく表示されるようになりました。ただし、サグ量の計算自体は 20.1 のアップデートが適応されている状態でも、影響を受けていないことに注意してください。